スポーツをしている方へ

スポーツでのケガ予防

ケガは必然。なぜなら、体がケガをする状態になっているから。

スポーツにケガはつきものです。ケガをするときは、すでに体の状態が悪くなっていることがほとんどです。準備運動不足や慢性的な疲労の蓄積などで体のバランスが崩れ、ケガをするように動いてしまいます。ケガをしてしまったら、速やかに治療へ入るのが完治への近道。しかしその間は運動が制限され、ケガによっては選手生命を脅かすこともあります。


当院が推奨しているのは、「ケガをしない」こと。予防に重点を置いて、ケアをすることが大切です。スポーツをしている人はもちろん、健康な生活を望む人に取り入れて欲しいのが“喉のうがい”。
喉には扁桃腺があり、体内へ侵入しようとする病原体(細菌、ウイルス)を防ぐ免疫の役割を担っています。とくに子ども時代は重要。

 

アレルギーを持つ子や姿勢が悪い子は、扁桃腺が腫れている場合が多いのです。喉のケアは病気予防だけでなく、ケガ予防にもつながります。1年を通じて、うがいを行いましょう。うがいの際には、粘膜にやさしい塩水を使うのがおすすめです。

院長からのひとこと

私がやっている塩水の加減は、コップ1杯の水:小さじ1杯の塩。あまり濃いとうがいしづらいので、お好みで調整してください!

各スポーツで起こりうるケガ・治療法

肉離れ…急劇に筋肉(骨格筋)が収縮した結果、筋膜や筋繊維の一部が損傷すること。

  • 原因/筋肉の疲労やアンバランス、ウォーミングアップ不足、過去の損傷など。
  • 治療法/RICE処置の後、症状が落ち着いてからリハビリテーションへ。痛みが取れたとしても再発しやすいので、最後まで十分に治療することが大切です。
  • 当院では/なぜそこが肉離れをしたのか、原因を探し出し、根治を目指します。

ねんざ…関節の許容範囲を超えた動きが加わったために起きる、靭帯の損傷のこと。

  • 原因/手首や足首などの関節に過度な力がかかったり、限界以上にねじられたり、曲げられたりするなど。
  • 治療法/アイシングした後は、しっかり安静を保ちましょう。
  • 当院では/損傷をされた部位を治療する事は「当たり前」。大事な事はなぜ捻ったのか?ケガをしたのか?が大切。原因をつきとめ早期回復を目指します。

打撲

  • 原因/体を何かに強く打ちつけることで発生する症状。別名、打ち身。コンタクトスポーツに多くみられます。
  • 治療法/まずアイシングをします。皮膚に傷がある場合は患部を洗い、消毒した後に冷やします。痛みや腫れが止まったら温湿布などで温めます。頭を打ったときは頭を高くして寝かせましょう。
  • 当院では/痛みが取れない場合は当院へ。打撲では、周辺の筋肉、血管、リンパ管などたくさんの部位を同時に傷めます。修復過程で産出される老廃物を素早く除去することで、回復のスピードをアップします。

脱臼…稼働部の関節が外れ、骨の関節面が正しい位置関係を失っている状態。

  • 原因/柔道をはじめ、ラグビー、スキーなど、不意に大きな力が加わるスポーツに多く見られるケガです。
  • 治療法/一刻も早く正しい状態に治します。関節内がどれだけ損傷しているかによって、固定やリハビリテーションなどが必要となります。靭帯や筋肉の損傷、骨折などの場合もあるので、安易な自己判断はやめましょう。
  • 当院では/抜けた骨を戻す「整復」を行い、打撲同様に筋肉や血管なども治療していきます。まれに手術が必要な場合もあります。

つき指…指先に、モノが強く当たるなどして腱や関節、骨などを痛めるケガのこと。

  • 原因/野球、バレーボール、バスケットボール、サッカーのゴールキーパーなど、素手でボールを扱う球技で起きやすいケガです。
  • 治療法/つき指した指を引っぱるのは危険です。患部を冷やして腫れを抑えた後は、骨折や脱臼の可能性を考えて固定しましょう。
  • 当院では/剥離骨折などを合併している場合があり、後遺症を防ぐためにも早急に当院へ。指先の他に加わった力まで考慮しながら治療プランを組み立てます。

疲労骨折…骨の同一部位に、繰り返し力が加わることで発生する骨折のこと。

  • 原因/同じ骨に何回も同じ負荷が加わることで起きます。レントゲンでは痛みがはじまってから2週間以降にならないと診断が難しい骨折です。
  • 治療法/患部に負荷を与えず、骨のヒビを自然治癒させます。薬物治療や手術を行うことはほとんどありません。
  • 当院では/必ずある「傷めた原因」を突き止め、適切な治療を行います。

野球肘…投球動作を繰り返すことで起こる肘の痛みのこと。

  • 原因/無理のある投球フォームで、肘の負担を大きくしていると考えられます。
  • 治療法/電気治療、温熱治療など。体の柔軟性を高めたり、筋力アップを図ったりします。投球フォームの改良も効果的です。
  • 当院では/肘と連動して動く肩や手首まで検査して、根治を目指します。

テニス肘…使いすぎの障害。過度のスイング動作で発生する筋の変性や骨膜の炎症など。

  • 原因/正確にボールを捉えることができず、手首の力で対抗してしまうと起こります。
  • 治療法/患部の安静が大切です。患部を冷やし、炎症を抑えるのもポイントです。
  • 当院では/肘と連動して動く肩や手首まで検査して、根治を目指します。

ジャンパー膝…使いすぎの障害。ジャンプ動作の多用で発生する腱の損傷による炎症など。

  • 原因/膝への強い衝撃をともなうジャンプ動作の多用が大きな原因です。
  • 治療法/放置しておくと腱の断裂を招くことも。適切な治療と練習を並行して行うのがおすすめです。
  • 当院では/膝と連動して動く股関節や足首まで検査。過去の古キズが関係している場合もあるので、原因から治療していきます。

シンスプリント…頸骨疲労性骨膜炎のこと。骨を覆う骨膜が炎症を起こし、痛みます。

  • 原因/乱れたランニングフォームや、固い地面でのトレーニングのほか、筋肉の酷使、筋力・柔軟性不足、扁平足など
  • 治療法/足を長期間休めることが大切です。コンディションキープにはスイミングやエアロバイクがおすすめです。
  • 当院では/老廃物の過剰な蓄積でリンパ節などが詰まり、肢関節から腰の動きを阻害しています。当院ではリンパ節の流れをよくするなど、原因から治療していきます。
健明堂整骨院0986-21-1233
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当院はコスモテーピング療法を行っています

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